2010年06月28日

6月25日瑞浪市議会本会議で意見書全会一致にて採択

脳脊髄液減少症の治療推進に関する意見書

脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故、暴力などによる頭部や全身への強い衝撃によって脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感、疲労感等のさまざまな症状が複合的に発現する病気であり、難治性のいわゆる「むち打ち症」の原因として注目されている。
しかも、この病気は、これまで原因が特定されない場合が多く、今まで必ずしも正確な診断がなされてこなかったため、他の病名にて治療されてきたことも少なくない。そのため、患者の肉体的・精神的苦痛はもとより、患者の家族等の苦労もはかり知れなかった。
近年、この病気に対する認識が徐々に広がり、本症の研究に取り組んでいる医師らにより、新しい診断法・治療法(ブラッドパッチ療法など)の有用性が報告されている。そのようななか、医学会においても脳脊髄液減少症に関して本格的な検証を行う機運が生まれつつある。長年苦しんできた患者にとって、このことは大きな光明となっている。
しかしながら、この病気の一般の認知度はまだまだ低く、患者数など実態も明らかになっていない。また、全国的にもこの診断・治療を行う医療機関が少ないため、患者・家族等は大変な苦労を強いられている。
よって、国におかれては、以上の現状を踏まえ、下記の措置を講じられるよう強く要望する。


1.交通事故等の外傷による脳脊髄液漏れ患者(脳脊髄液減少症患者)の実態調査を実施するとともに、患者・家族に対する相談及び支援の体制を確立すること。

2.脳脊髄液減少症について、さらに研究を推進するとともに、診断法並びにブラッドパッチ療法を含む治療法を早期に確立すること。

3.脳脊髄液減少症の治療法の確立後、ブラッドパッチ療法等の新しい治療法に対して早期に保険を適用すること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成22年6月25日

岐阜県瑞浪市議会
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、
文部科学大臣、厚生労働大臣 各宛
posted by 会員 at 11:38| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
PDFリストが見れません。
岐阜で受信できるところを調べておりますが、みつかっておりません。
手術ができる所をお教えください。
本巣市文殊在住
Posted by 富田 友美 at 2011年01月25日 17:29
富田様

この度は、お問合せ頂きまして有難うございます。
現在、岐阜県健康福祉部担当者様に確認をして頂いております。
暫くお待ちください。

岐阜県内で、脳脊髄液減少症の診断と治療の経験豊富な医師及び医療機関はいないに等しいところです。
隣県の愛知県実態調査最新版が昨日更新されました。
宜しければご覧頂ければと存じます。
http://www.pref.aichi.jp/0000023463.html
Posted by 今井 at 2011年01月26日 11:05
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